自分であるということ

燃えよドラゴンの一説。

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「究極の技とは何だ?」
「”技”を持たぬことです。」

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まさにブルース・リーの思想を深くあらわしています。

というのも
有名な言葉がありますよね。

「考えるな。感じろ。」

これと同じ意味です。

技にとらわれているうちは
本当の自分を表現できていないのです。

技から離れ、
相手に電光石火で対応することが、
本当の自己表現です。

その自己表現ができたとき、
技という概念はもう必要ないというわけです。




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「敵の前で何を考える?」
「敵などいないと考えます。」
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さらに上を行けば、
もう敵か味方かなどということすら、
余計な雑念だということです。


敵だとか味方だとか、
そんな概念にすらとらわれることなく、
目の前のことに
ありのままに水のように反応する。


そんな完全に自己になっている状態
ブルース・リーが目指していた
究極の形態なんでしょうね。


他人になるな。
自分になれ。

他人がつくった技に依存するな。
自分の技を出せ。


ブルース・リーの生き方はかっこいいです。