俳優は人間ではなく、製品、商品である。
しかし、人間として、
私はこれまでで最高の、
とびきり上等な製品になる権利がある。
人間として、自分の考え方に沿って
入手し得る最高の製品になるという義務を負っているのだ。
最もビッグになるとか
最も成功したいというのではなく、
最高の質の高さをもった俳優を目指す
ということだ。
それが達成されれば、他のこともついてくる。
ブルース・リー
ブルース・リーの仕事観が現れていて
私が個人的に好きな言葉です。
お金持ちになりたい。
いい暮らしをしたい。
そんな願望は誰でももっていることでしょう。
私も20代の頃は強く持っていました。
でも、いつの日か考え方が変わってきました。
お金持ちであることや
いい暮らしというものは
そのものが大切なのではなく
結果としてついてくるもの。
しかも結果としてついてこないこともあり得るということ。
大切なのは自分が何をしたいのか
という気持ちに忠実に従うことだと考えています。
もし、心の底からボランティアで頑張りたいという人がいたら
その人にとってはお金持ちやいい暮らしというのは
大切なことではなく、
ボランティアをすることそのものに価値があります。
それと同じように
私も自分の生き方を追求していき、
その結果としてお金がついてくるなら
ありがたい副産物という位置づけて
生きていきたいと考えています。
プロの仕事人として
ブルース・リーは俳優という製品のクオリティーを
徹底的に高めることに重点を置きました。
私も自分の仕事の質を徹底的に高めることに
重点を置こう!
と再び考えさせてくれる
ブルース・リーの言葉でした。