物事を上達させるコツとは

どうすれば神経組織内に正確な接続を結ぶことができるかといえば、
それは訓練によるしかない。

一定の行動は実行されるたびに関連する接続を強化し、
次の実行をより容易に、より確かに、より敏捷にできるようにする。


1つの動作を繰り返し行うことで、
その動作は正確に、自然になる。


使わなければ一度作られた接続を弱め、
その行動の実行をより難しく、不正確にするだろう。


実行すること、訓練すること。


繰り返すことによってのみ
我々は技術を得ることができるのである。


要は絶え間ない練習である。


実行すること、
あるいは反応することによってのみ
我々は覚えるのである。



ブルース・リー





人間が何事かを上達させるということは
それが脳の中でしっかりと神経回路が出来上がったということ。



脳は繰り返される行動だったり、情報だったりするものを
重要だと判断し、その神経回路を強化しようとする。



強化された神経回路は
次に使うときは
かなり精度よく信号を伝達してくれるようになる。



だからこそ、上達の近道は
神経回路をしっかりと作るということになる。



神経回路をつくるためには
繰り返し脳に信号を送り続ける必要がある。



10000時間の法則というものがある。
10000時間の法則




何事も10000時間の練習をすれば
一流になることができると
一部の専門家は述べている。



このことも脳内の神経伝達が
研ぎ澄まされた結果と言えるかもしれない。



こんなことをブルースリーは
昔から考えて武道に取り組んでいたとは
本当に博学ですよね。