負けること、死を受け入れるということ


皆が皆、勝つ方法を学びたがる。
しかし、決して負ける方法を学ぼうとしない。

負けを受け入れること、即ち死を学ぶことは
死から解放されることだ。

このことが理解できれば、自由に流れ、
調和していくことができる。

流れることは、無心への道だ。
明日からは、野心を抱かずに
死の芸術を学ぶべきだ。


               ブルース・リー





人は負けを嫌がるからこそ
負けの恐怖にとらわれてしまう。


同じように死を恐れるから
死の恐怖にとらわれてしまう。


人の悩みの根源をついた言葉だと感じました。



会社の会議で何か重要な提案をしなければ
ならない。
就職活動の面接をしなければいけない。


何かしらのプレッシャーを受ける場面が
人生には何回もあります。


その時、失敗しないようにしなければと考えれば
考えるほど緊張から自分の思うような
行動ができなくなるものです。


今回のブルースリーの言葉を応用するならば、
失敗することを受け入れることで
失敗するかもしれないという恐怖からは
解放されるということです。


失敗したらしたで仕方がない。
その時はその時だ。
やるべきことをただやるだけだと
失敗から解放された気分で行動することで
本来の自分の力を発揮できるものです。


この考え方はベストセラーいなった
アドラー心理学の嫌われる勇気にも通じるものがあります。

  ⇒嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え



皆様も何かしらのプレッシャーを受ける場面があるでしょう。
そのとき、このブルースリーの言葉を思い出してください!