ブルース・リーが目指していた水の様な生き方/上善水の如し

水のように生きる
、世界で一番柔らかい物質は
どんな入れ物にも自分を合わせることができる。

弱そうに見えるが世界で一番硬い物質に

染み込むことができる。

そうであった。


私はの性質のようになりたかったのだ。


           ブルース・リー




人間は他者と接しながら生きています。


違う価値観をもつ人間同士だからこそ
いつの日かぶつかることもあります。


自分の価値をしっかりもちあった2人の
ぶつかり合いには終わりが見えず、
本当にお互いの精神がボロボロになるまで
戦わなくてはならなくなることがあります。


そんなときにブルース・リーの言葉を
思い出し、実行できるなら
精神的にとても穏やかになることができると思います。


になる。


違う価値観の相手に正面からぶつかるのではなく
染み込むように接する。
正面からではなく、流れに任せて
曲がりくねりながら進む。


相手の器に合わせて自分を変化させられるが
自分の本質を変えることはない。


柔軟でありながらも自分を見失うことがない。


ブルース・リーがあれだけ
多くのことを成し遂げたのは、
あらゆる障害に正面から力づくでぶつかっていたのではなく、
水のように回り込んだり、
染み込んだりしていたんですね。


ブルース・リーと出会った人は
彼のユーモア精神旺盛なことを
語ることが多いものです。


それも水のように
相手の気持ちを察して、
言葉にしていたのかもしれませんね。


「上善水の如し」
これは老子の言葉です。

ブルース・リーが老子の言葉を
血肉化していることがわかります。

ブルース・リーに近づくためには、
老子の本も読んでおくべきですね。

くわしくはこちら
老子の言葉