ただ心の安心を得るがために、
永遠の命が、命のないもの、
即ち制限ばかりする特定な形へと
変えてしまうようなことはやめよ。
ブルース・リー
これは個人的に響いた言葉でした。
誰もが自分に自信満々というわけではないでしょう。
そんなとき、権力に従う方が安心感を得ることができるものです。
その権力に従うということは
本当の自分を制限することにつながります。
例えば、学生の頃は大人から命令されるのを嫌う
やんちゃをして来た男が
自分で起業をするわけでもなく
人の下で作り笑いをして働いていることがあります。
これも安心を得るために
自分を制限していることになります。
昔、矢沢永吉さんが言っていました。
プロデューサーが流行りのメロディラインのアドバイスを
してくれて、それに従っていると売れるかもしれないけど
自分の感性が鈍ってくる。
従わなければ、自分の感性は鈍らないかもしれないが
売れない可能性がある。
どちらを選ぶかは自分次第。
でも、矢沢永吉は自分の感性を殺さないために
権力に牙をむいて生きた結果、
あそこまでのスターになったんでしょう。
ちっぽけな安心を得るために
自分の心を制限させてはいけないんだ
ということを気付かせてくれた
ブルース・リーの名言でした。