リンダ・リーさんはブルース・リーの奥さんですが、
ワシントン大学時代に共に学生生活を送ったので
ブルース・リーの学生時代の様子を
リアルに伝えてくれます。
これからあげる文にはブルース・リーが
学生のころから、カリスマ性を出していたことが
うかがえます。
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ワシントン大学では
毎日昼休みになるとブルースは
学生連合ビルで崇拝者に囲まれていたものだ。
友人やファンのグループが、
いつもブルースの周りに座っていた。
彼は哲学的な議論を展開したり、
どっと沸かせるような冗談をいったりして、
みんなの心をとらえた。
何よりもすてきなのは、
見事なクンフーの模範演技だった。
大勢の関心を集めたばかりでなく、
ブルースは新しい生徒も増やしていった。
彼はまた男子学生のジムで公開演技を行う
正式な許可を大学に申請していたから、
この面でも評判を築きつつあった。
やがて大学で実演を行うブルースのところに
様々なスポーツチームの部員がやってきて
最も熱心な弟子となった。
ブルースはフットボール選手をはじめ
運動部員たちにとても尊敬されていた。
彼は高度に訓練された肉体を崇める学生たち同様、
武道などにほとんど関心のない教授たちにも
敬意を表されていた。
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どうですか?
自分の学生時代を振り返っても
個人でここまで支持を集める学生は
いなかったのではないでしょうか?
圧倒的な実力と自信を兼ね備えている
ブルース・リーの周りには
どうしても人は吸い寄せられてしまうんですね。
しかも、死んでもなお支持者を
生み続けているブルース・リーの
圧倒的なカリスマ性には脱帽ですね。