自分を飾って生きることの虚しさ~ブルースリーから息子への言葉~

私は学生の頃、
流行に敏感な時期がありました。

ホットドックプレスや、メンズノンノ
なんてファッション誌を買って読んでいた時期です。
みなさんもありませんでしたか?


でも、成長するにつれて
外見のことにとらわれている自分に嫌気を覚え、
自分の主観で好きな物だけを
身に着けるようになってきました。

ブルースリーの影響もあったのかもしれません。
いつからかそのような考えになっていて、
服に個性が無いユニクロや無印が好きになっていました。


でも、街中で中年男性を見ていると、
『ちょい悪親父風』の同じような外見の人たちがいますよね。


外国人タレントのジローラモ的な服装の人達。
まだ外見にとらわれている人も多いんだな
と感じるものです。


ブルース・リーは
外見にとらわれるべきではないと
息子ブランドンに語っています。

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ブランドン(ブルース・リーの息子)が
陰陽を学びそれを理解してしまえば、
極端な手段よって得られるものは何もないことを知るだろう。

例えば、今流行している男の子の髪型は、
調髪ではなく単なる見せかけである。

流行は、極端であり本人や見る者を飽きさせることになるので、
永続きしない。


おそらく、見る者がいちばん先に飽きてしまうだろう。

落ち着いていて、適度な度合いを保つものだけが、
どのような場合でも永続きする。

           ブルース・リー
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流行に左右される生き方は、
自分を見失っていてカッコ悪い


人からどう見られるか、
何が流行っているのかなどの些末なことに
力を入れているのは人生を無駄に使っている。


一度しかない自分の人生だからこそ、
自分がやりたいこと、
自分が着たい服、
自分がやりたい髪型にするべき。


自分の使命がはっきりしている人は
他人が決めた流行を追うことに力を使わない。


アップルのスティーブジョブズが
毎日同じスタイルでいたことは有名な話。


服装や髪型は
これといったものが見つかれば、
それに費やす時間や労力を
できる限り軽くする。


ジョブズの真似をする人が増えているようですが、
それすら自分を見失うことに違いはありません。


自分はどのような価値観を大切にし、
生きていきたいのか。


そこを考えることで、
自分が本当にやりたいこと、
着たい服などが
見えてくるのだと思います。


私もブルース・リーの言葉の本質を理解し、
適度な度合いを保つように
心がけて生きていきたいと思います!