ブルースリーの自分の成長のさせ方


何かをするにあたり特別な方法が個人的に有効だとわかったら、
自分の人生の中で具体化すればよいし、
そうでなければ切り捨てればよい。


好きなものや、自分のためになるものより大切な何かを見つけたら、
その有効性を形作る最も重要な本質や根本の部分にたどり着くまで
掘り下げてみることだ。


ブルース・リー



余計なものを捨てる


ブルース・リーは夜遅くまでかかり、
この根本的な考え方をもとに
ジークンドーの自己啓発の四段階をつくりました。


1)自己の体験を探る。
2)ためになるものを吸収する。
3)不要なものを捨て去る。
4)自分ならではのものを付け加える。




「論語読みの論語知らず」
という言葉があります。

論語を読んで知識はふくれていても
実践できていないなら
知らないのと同じこと。


知識ばかり大きくなっても
自分が全く変わっていないのであれば
あらゆる経験はムダになります。


知識を手に入れることの最終的な目的は
自分を高めるためです。


そこを軸にしていないと
行動がぶれます。


自分は自分が思っているほど
自分自身が見えていないものです。


だから、本を読んだり、
他人と接したりしながら
その時の感情を自分で観察し、
徐々に自分という人間を知るようになります。


自分の感性に触れる良いものであれば
なんで自分は心を震わされたのかを
じっくり洞察し、そのエッセンスを吸収する作業
が大切だと思います。


そして、見栄やプライドなどの
余計な邪念などから生まれる行動は捨てていく。


すると自分の心が素直に求める姿に
なっていけるのだと思います。


いろいろなものを吸収し、
自分のオリジナルを出していく。


このプロセスの大切さを
ブルース・リーの言葉から
改めて確認させてもらえました。