ブルース・リーはミニマリストの開祖


最近、ミニマリストが流行っていますね。


ゴミ屋敷を断捨離でシンプルにするというような
表面的な部分だけではなく、
ライフスタイルそのものをミニマム、簡素化する人を
ミニマリストといいます。


考え方までもミニマムにしていく。
まさに禅的な思想で日本人にもぴたっとはまります。


ただゴミを減らすなど意味合いではなく
人生観そのものを表す言葉としてミニマリスト
という言葉が使われています。


ブルース・リーの過去の言葉を調べていると、
このミニマリズムと共通するものがありました!


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洗練されたものほど、
それは簡略化したものに向かう。 


洗練度がまだ中途半端なものは、
いろいろと飾りに走る。


簡略化されていく過程は、
あたかも彫刻家が絶え間なく
ノミで不要なものをそぎ落としていきながら
傑作を作っていることと似ている        


         ブルース・リー
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ブルースリーの言葉は
まさにミニマリズムですよね。


私も若いころはファッションにこだわっていました。


重ね着なんてことをしたり、
ネックレス、ピアス、髪にメッシュを入れてみたり。
古着やら、ブーツがどうこう。


そんな時代を経て、おじさんと呼ばれる年齢になった今では
ブルース・リーのこの言葉の意味を
深く理解できるようになりました。


どうしてあんな服装をしていたんだろう?
と古いアルバムを見ながら
ちょっぴり恥ずかしい気持ちがします。。。


そのときは、自分の内面から欲している
服装などを求めるのではなく、
外側からもろに影響を受けていました。


本当に自分が着たい服を選んでいるのではなく、
世間一般でウケそうな服、
おしゃれと言われるファッション雑誌が提示するような服
を選んでいました。


他人がどう思うか?という執着から離れ、
自分が好きなものは何なのかを
主軸にして考えることが大切です


本当に好きなものを見つけることができれば、
ごちゃごちゃ着飾るより
シンプルな服装に向かっていっていくはずです。


いや、思考がシンプルになれば
ファッションへのこだわりすら消えるかもしれません。


ユニクロでOK!

無印良品でOK!


服からの執着から解放されると

内面の洗練に向かう。



人に良くみられようという

執着から解き放たれた思考は自由であり、
より自己の本質をとらえやすくなります。


自分という人間の中心の周りにある
余計なものをノミで削りとる。


内側に存在している洗練された自分を
掘り起こし、自分という傑作をつくっていきたい。



そう考えさせてくれる

ブルース・リーの名言でした。



最小限主義。