『陰と陽 歩み続けるジークンドー』感想|石井東吾への見方が変わった理由

黒と金の陰陽図と歩み続ける武道家のシルエットで、ジークンドーの陰陽と継承を表現したアイキャッチ

石井東吾さんの著書、

『陰と陽 歩み続けるジークンドー』を読みました。

実は、読む前の私は、
この本を買うつもりがありませんでした。

しかし、食わず嫌いは良くないと思い、
実際に購入して読んでみたところ、
石井東吾さんへの見方が大きく変わりました。

読後、最初に浮かんだ言葉は、
「情熱。尊敬しました」です。

技の解説だけではありません。
一人の人間が、迷い、働き、行動しながら、
ジークンドーを追究してきた歩みが伝わる本でした。

石井東吾著『陰と陽 歩み続けるジークンドー』の表紙

石井東吾著『陰と陽 歩み続けるジークンドー』

※本記事には広告(Amazonアソシエイトリンク)が含まれます。

『陰と陽 歩み続けるジークンドー』の基本情報

書名 『陰と陽 歩み続けるジークンドー』

著者 石井東吾

出版社・発売日 Gakken/2022年12月22日

ページ数・定価 192ページ/1,760円(税込)

ISBN 978-4-05-801878-1

本書は、石井東吾さんが、
自分の半生とジークンドー修行の道のりを、
自らの言葉で書いた初の著書です。

技術や身体操作だけでなく、
仕事との両立、心の持ち方、自己実現など、
一人の人間としての歩みも書かれています。

巻頭・巻末などには、
ジークンドーをアートとして表現した写真も掲載されています。

紙の本とKindle版があります。

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価格や在庫は変わるため、最新情報は商品ページで確認してください。

読む前は、石井東吾さんを特別視していなかった

私は、ブルース・リーを心から敬愛しています。

その思いが強いからこそ、
ブルース・リー以外の人は、
自分と同じ一人のファンだと思いたい気持ちがありました。

石井東吾さんの動画は、
格闘家とのコラボなどで何度も見ていました。

素晴らしい動きをされる人だとは感じていましたが、
本まで買おうとは思わなかったのが、
正直なところです。

ただ、見ていないものを決めつけるのも違う。
食わず嫌いは良くないと思い、
この本を手に取りました。

読後、石井東吾さんへの見方が変わった

読み終えたとき、
それまでの見方を変えざるを得ませんでした。

石井東吾さんが、
どれほど一途にジークンドーを追究してきたのか。

行動力、情熱、信念、努力。
そのすべてが、文章から伝わってきました。

格好よく見せるために、
言葉を飾っているようには感じませんでした。

むしろ、余分な言葉をできるだけ削ぎ落とし、
自分が歩んできた道を、
まっすぐ書こうとしているように感じました。

ここまで一途に、
ジークンドーへ人生を注いできたのか。

その事実を知り、
私は石井東吾さんを尊敬しました。

本の構成は「THINK・FEEL・MOVE・FLOW」の4章

本書は、次の四つの章で構成されています。

第1章 THINK 幼少期や野球少年だった時代など、
石井東吾さんの原点へ触れます。

第2章 FEEL ブルース・リーとの出会いや、
ジークンドー修行へ進んだ道をたどります。

第3章 MOVE 師から学んだことや悔しさを通して、
行動し、技術を磨いてきた歩みが描かれます。

第4章 FLOW 仕事、人へ伝えること、心の在り方など、
武術を人生へどうつなげるかが語られます。

章の名前をつなげると、
考え、感じ、動き、流れる。

ブルース・リーの哲学と、
石井東吾さん自身の人生が重なる構成です。

印象に残った3つのこと

1.一つの道を長く追究する情熱

出版社の著者紹介によれば、
石井東吾さんは1999年からヒロ渡邉師父に師事しています。

2003年にはアメリカへ渡り、
ブルース・リーの直弟子テッド・ウォン師父から、
個人指導を受けました。

その後も渡米を繰り返し、
修行を続けています。

YouTubeで突然現れた人ではありません。
注目されるずっと前から、
見えない場所で積み重ねてきた時間がありました。

2.「陽」の裏側にある「陰」

動画では、すごい技を見せ、
親しみやすく話す石井東吾さんの「陽」が見えます。

しかし、この本では、
その姿を作ってきた迷い、悔しさ、仕事、修行など、
表からは見えにくい「陰」も語られます。

陰があるから、陽が生まれる。
華やかな結果の裏には、
地道な時間があります。

題名の意味が、
読み進めるほど伝わってきました。

3.ジークンドーを、生き方として追究している

ジークンドーは、
決められた技をそのまま守るだけのものではありません。

無駄を削ぎ落とす。
自分を知る。
学び、変化し続ける。

石井東吾さんの歩みからは、
ジークンドーを技として練習するだけでなく、
仕事や人生でも実践しようとする姿勢が伝わりました。

ブルース・リーファンとして感じたこと

ブルース・リーが亡くなった時点で、
ジークンドーの成長まで止まったわけではありません。

ブルース・リー自身が、
学び、試し、不要なものを削り、
変化を続けた人だったからです。

受け継ぐとは、
昔の形を動かさずに保存することなのか。

それとも、根本の哲学を守りながら、
今も学び、実践し続けることなのか。

この本を読むと、
石井東吾さんが、その問いへ、
自分の人生で答えようとしていることが分かります。

だからこそ、読む前にはなかった尊敬が、
読後には生まれたのだと思います。

この本がおすすめな人

  • 石井東吾さんの動画を見ている人
    技の裏側にある修行歴や考え方を知ると、動画の見え方も変わります。

  • ブルース・リーとジークンドーが好きな人
    哲学が日本の武術家へどう受け継がれているかを考えられます。

  • 一つのことを続ける力が欲しい人
    長い下積み、仕事との両立、行動を続ける姿から刺激を受けられます。

  • 自分の道を作りたい人
    才能だけではなく、学びと行動で人生を進める過程が参考になります。

購入前に知っておきたいこと

技だけを細かく学ぶ教本ではありません。

技術や身体操作にも触れていますが、
中心にあるのは、石井東吾さんの半生、
修行の歩み、考え方です。

そのため、技の写真と手順だけを求める人より、
石井東吾さんという人物や、
ジークンドーの哲学を知りたい人に向いています。

192ページなので、
分厚すぎて読み始めにくい本ではありません。

写真もあり、文章もまっすぐです。
武術書を普段読まない人でも、
一人の人間の歩みとして読み進められます。

価格以上に得るものがあった

本を買う前の私は、
「石井東吾さんの本まで買わなくてもいい」と思っていました。

しかし、読後の感想は逆です。

ここまで一つの道を追究した人の、
行動、情熱、信念、努力を知ることができました。

この本から、
前へ進むエネルギーをもらえる人は多いと思います。

私にとっては、
価格以上に得るものがあった一冊でした。

紙で写真も楽しむか、
Kindleですぐ読むかを選べます。

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よくある質問

『陰と陽 歩み続けるジークンドー』は技術書ですか?

技術や身体操作にも触れていますが、
中心は石井東吾さんの半生と、
ジークンドー修行を通して得た哲学です。

石井東吾さんを詳しく知らなくても読めますか?

読めます。
一つの道を追究する努力、仕事との両立、
自分の人生を切り開く物語としても読めます。

ブルース・リーのことも書かれていますか?

石井東吾さんがブルース・リーと出会い、
ジークンドーの修行へ進んだ経緯や、
その哲学をどう受け取ったかが書かれています。

紙の本と電子書籍はありますか?

紙の単行本とKindle版があります。
価格や販売状況は変わることがあるため、
Amazonの商品ページで確認してください。

まとめ:食わず嫌いをやめて読んで良かった

読む前の私は、
石井東吾さんを特別な存在として見ていませんでした。

しかし、この本を読み、
長年の修行、行動力、情熱、信念を知りました。

その結果、見方が変わり、
尊敬の気持ちが生まれました。

  • 石井東吾さんの知られざる歩み
  • ジークンドーと出会い、修行した過程
  • 華やかな「陽」を支える「陰」
  • 武術を生き方へつなげる考え方

ブルース・リーファンにも、
一つの道を追究したい人にも、
読んでほしい一冊です。

食わず嫌いをやめて、
実際に読んでみて良かった。

それが、私の率直な感想です。


書籍情報:Gakken公式『陰と陽 歩み続けるジークンドー』
書誌・著者情報:版元ドットコム『陰と陽 歩み続けるジークンドー』
目次情報:楽天ブックス『陰と陽 歩み続けるジークンドー』
紹介書籍:石井東吾『陰と陽 歩み続けるジークンドー』紙版
電子書籍:石井東吾『陰と陽 歩み続けるジークンドー』Kindle版

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